先日、デジタルスタンプラリーとARの記事を書きました。アナログなスタンプが好きですが、デジタルならでは良さとして、山のスタンプラリーをご紹介します。
デジタルスタンプラリーへの期待
デジタルスタンプラリーの利点
月刊誌「山と渓谷社」が運営している「YAMASTAヤマスタ」というスマートフォンのアプリは、山に特化したスタンプラリーです。GPS機能を使い、対象の山に登り、山頂や山小屋などの指定された場所にチェックインすると、デジタルスタンプがもらえるという仕組みです。
参加したスタンプラリーの対象の山、すべてにチェックインすると、認定証や限定オリジナルピンズ(数量限定)をもらえるようです。
このピンズが素敵で、大変人気ですぐになくなってしまうことから、ピンズを集めたい人から、有料でもいいのという声もあったそうで、販売されることになったそうです。
このデジタルスタンプラリーの仕組みがすごくいいなと思うのは、自分の登山レベルに合った山を知ることが出来る、スタンプラリー開催中の山であれば、登山が可能などの情報を知ることも出来ます。
入山前に登山計画書を警察署に提出するようになっていますが、そのことを知らない方や、忘れてしまって登り始めてしまった場合も、スマートフォンを持っていて(電波が届かない場合でも)GPSで位置が特定できればチェックイン出来るので、登山者が登頂した時刻なども履歴として残り、何かあったときの手がかかりになったりします。
登山計画書の提出の必要性はあるのですが、実際の記録が残るのも魅力です。
自分のいた場所や時間が運営会社に知られてしまうということに抵抗がある方もいるかもしれませんが、上手く活用できると、安否確認になったり、滞在時間が長いところは観光として充実している場所など数値化して知ることが出来たりします。
アナログ?デジタル?両方もありでしょ!
中国人観光客の爆買いが話題になりましたが、昨年くらいから体験型の観光を好む人が増え始めているそうです。外国人が日本のどんなところに興味を持つのか、新たな観光スポットの開拓もデジタルスタンプラリーを行うことによって見えてきたり、日本語以外の言語での説明も可能だと思います。
デジタルとアナログなスタンプラリーを組み合わせたりすると、面白いことも出来そうです。スタンプラリーは漫画やアニメなどのサブカルチャーとも相性がよく、日本全国、毎日どこかしらで開催されており、日本の文化の一つとも言えると思います。
観光客の呼び込みや地域活性化にスタンプやハンコを活用しよう!