「ラバースタンプ」のカテゴリでご紹介している内容は、2005年から運営しております「Hand to Hand」を移行したものです。
当時のままの文章や画像を掲載しておりますが、ラバースタンプを使って何か作りたいと思ったときにご参考にいただければ幸いです。
消しゴムハンコでも同じことが出来ますので、是非、やってみてください。
ペーパークラフトには個々に様々な道具がありますが、なくてはならないもの、それは紙でしょう。
皆様は作品を作るとき紙はどうされていますか?
家にあるものを使われる方、イメージにあったものを探して使われる方、様々でしょう。作品にあった紙を見つけるのは一苦労ですよね。
しかし、ペーパークラフターは紙好きな人が多いはず。紙売り場で様々な紙がグラデーションに置いてあるだけで酔いしれて、嬉しくなりませんか?
紙の厚さ
私がいつもカードを作るときのカードの土台に使っているものが、どんなものなのか調べてみました。
土台に使うのに調度いい厚さは160~170kg前後 この重さは紙の厚さを表しています。
紙の種類によって厚さ(kg)があるものとないものがあります。
また、表示されている厚さ(kg)は同じでも紙の種類によって、触った感じの厚さが多少異なります。紙は繊維でできているので、詰まった感じ、ふんわりした感じなどで、異なるのだと思います。
紙の素材とイメージ
様々な紙があるので、そのなかで作品にあったものを選ばれるのが一番いいと思いますが、紙の質感は色にも影響します。
色のページには書かなかったのですが、色というのは質感でイメージが変わります。例 スカイブルーのセーターがあるとします。その見た目はどうでしょうか?
寒そうな感じがしますか?色と一緒にウール素材も見ているので、多分実際の色よりも暖かいイメージだと思います。 このように、素材で色のイメージが変わるのです。
よく使っている紙のイメージ
よく使っている紙の私のイメージを勝手ですが書いてみました。
- レザック66 力強い
- レザック80(つむぎ)
- レザック82(ろうけつ)スタイリッシュで高級感がある シンプルであっさり
- マーメイド あたたかい
以下のものは和っぽいものです。
新だん紙 江戸小染ばな 里紙など
意味が?の方もいらっしゃるかもしれませんが、好きな紙が作品どのように使われているか見てみると面白い発見ができるかもしれませんよ。
バジルベーシックペーパー
20年ぐらい前からアメリカでは、スクラップブッキングというアルバムアートが流行りました。アルバムに使う紙は長期保存ができるように酸を含まないアシッドフリーと呼ばれる紙が使われます。
バジルベーシックというのは紙のメーカーですが、このメーカーの紙は厚さが丁度よく、色が豊富、織りがあり高級感がある、とても素敵な紙でアメリカでは大人気でした。
日本では2000年くらいにスクラップブッキングが紹介され、言葉を知っている方が多いのではないかと思います。その当時はアシッドフリー素材のものは日本では作られていなかったため、すべて輸入品でした。
紙のサイズ
私はA3とかB5 と聞いてもどのサイズかイメージできないのですが、そもそもAとかBって何?と疑問に思っていました。
また原紙で買う時、紙の種類で菊判とか四六判など?
文房具店には紙のサイズの表が置いてあるので、それを見るといいですよ。
私もその表を見て今まで疑問だったAとBの謎が解けました。知ってらっしゃる方もいると思いますが、表にまとめました。
A版 | 841×1189(m/m) | B判 | 1030×1456(m/m) |
---|---|---|---|
A0 | 841×1189 | B0 | 1030×1456 |
A1 | 594×841 | B1 | 728×1030 |
A2 | 420×594 | B2 | 515×728 |
A3 | 297×420 | B3 | 364×515 |
A4 | 210×297 | B4 | 257×364 |
A5 | 148×210 | B5 | 182×257 |
以下11まで
原紙の標準寸法 | |
---|---|
A列本判 | 625×880mm |
B列本判 | 765×108㎜ |
菊判 | 636×939mm |
四六判 | 788×1091mm |
L判 | 800×1100mm |
ハトロン判 | 900×1200mm |
地券判 | 591×758mm |