消しゴムハンコ関連本・書籍・図案7冊の感想

mogerin消しゴムはんこ 消しゴムハンコ

自分のオリジナルのスタンプ・ハンコを作りたいと思うと、今は作ってくれるお店は沢山あるのですが、イラストレーターなどのソフトが使えることが条件だったりします。そこまで本格的ではなく試したいとなると、やはり自分で彫る消しゴムハンコが一番お安く出来ると思います。

 

彫るための図案を用意出来ない(イラストが描けない)うえに、彫るの?そんなスゴイこと出来ないと思って結局やめてしまうのですが、今回はやりたいことがあるので、挑戦してみることにしました。

最寄の図書館で借りられる「消しゴムハンコの本」関連書籍のなかで、比較的新しい本を借りてみました。確認したかったことは彫り方です。

淡い期待をしていたのは・・・

消しゴムハンコを作るのに、彫りやすい裏技とかあるかもしれない!

結論から言うと、ありませんでした!彫り方は同じです

息を拭いたら彫れていたとか?そういうマジックのようなことは期待しませんが、気持ち的にあったら嬉しいなと思っていたものは一気に吹っ飛びました。

 

せっかく借りたので、本のレビューをしようと思います。

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勝手に消しゴムハンコ関連本・書籍のレビュー

乙幡啓子著「笑う、消しゴムはんこ。」

世界文化社(2013年)

妄想工作所のブログ

とみこはん著「使いたくなる消しゴムはんこ 毎日がホリデー」

小学館クリエイティブ(2014年)

 

ぼかしが絶妙で、食べ物が全部美味しそうなんです。見ているだけで焼き芋が食べたくなりました。線が細くないので、初心者でも取り組めそうな絵柄が多く、組み合わせて使えそうな図案が多いです。世代関係なく、使えるような絵柄であることも特徴です。

mizutama著「誰でもかわいくすぐ描ける!イラストお手紙365」

日東書院(2015年)

Instergramのフォロワーが25万人越えの人気イラストレーターmizutamaさんの著作で、「消しゴムハンコ」の本を予約したはずなのに…イラスト本だったの?と思ったら、ちゃんと消しゴムはんこも入ってます。人や動物だけじゃなく、モノなどにもお顔があってその表情がとても可愛いくて、ほんわかした親しみのあるイラストです。イラストを描くのに使用されていたペンが紹介されていて、デコレーゼ(サクラクレパス)とマスキングテープ モジライナー(プラス株)をすごく使ってみたいです。

「和モダン 手づくり年賀状」

日貿出版社(2015年)

消しゴムはんこ、及びちぎり絵、芋版クラフト、スタンプ&コラージュ、紙版画、紋切り遊びなど5人の作家さんの本です。芋版でここまで色々出来るのか…迎春とか新年などの文字の印象が強かったのですが、芋版でも消しゴムハンコくらいに色々出来ることが参考になりました。新鮮だったのは、紙版画です。何度も使えることや再利用をつい考えてしまうけれど、紙を版にするというのが面白かったです。

江口春畝著「消しゴムはんこ2000図案」

日貿出版社(2015年)

季節のお便りや日常的に使えるような絵柄が満載です。可愛らしい若い子向けではなく、大人向きの絵柄です。

深沢紅爈著 江口春畝著 「消しゴムはんこで世界旅行」

2016年日貿出版社

上記で紹介した「消しゴムはんこ2000図案」と同じ方です。タイトル通り、世界旅行なので非日常感満載です。埴輪や土器、古代遺跡などが好きな人はたまらない図案です。図案の下の説明書きがいいなと思いました。全体的に線よりも面が多い図柄が多く、可愛いやお洒落という言葉よりも、独創的で素敵!です。

mogerin著「かわいい消しゴムはんこ」

朝日新聞出版(2016年)

全部の絵柄、可愛いくてほんわかした感じなのですが、特に動物が可愛い、ネコがたまりません。プロフィールの「動物病院の看護師として勤務の傍ら…」で納得しました。線の先端まで説明があったのは、この本だけだったと思います。また、他の消しゴムハンコ本にない視点が含まれているところが特徴です。衝撃的だったのは、消しゴムを切り出すのに包丁がでてきたところです。

 

借りた本の内、3冊が日貿出版社の本でした。

 

本を何冊も見比べると、同じモチーフはでてきますが、同じテイストのものは一つもありません。

消しゴムハンコの作り方はどれも同じで、インクの使い方、彫ったスタンプをどういうふうに活用するのか、あとは図案サンプルです。

消しゴムハンコというタイトルですけど、mogerinさんの本のタイトル、「イラスト図案としても使える」イラストのhow to本でもあります。

 

シェークスピア『ハムレット」の“to be or not to be that’s the question”ではないですけど、クリエイティブなところの行きつく先は、絵が描けるか描けないか…これが問題だ、またはオリジナルを作れるか作れないか…これが問題で、How to本は不滅です。

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