銭湯やお風呂のレジャーランドなどのお風呂屋さんに普段、行くことはありますか?
自宅にお風呂はあるし、一人の方が気楽だし、機会がないから行かないという方もいらっしゃると思います。私は自宅にお風呂はありますが、月に1度、多いときは2度(全く行かないときもありますが)○○の湯に行きます。
お風呂がすごく好きというわけではないのですが、頭がパンパンになって考え方を変えたいとき、アイデアだしに煮詰まってしまったとき、お金を払ってお風呂に入りに行きます。
何か特別なことをするわけではないのですが、目をつぶってお湯の中に入っているだけで、見えない何かが流され悩んでいたことがどうでもよくなったり、血のめぐりがよくなって?面白いことを思いついたりします。
湯船の中だけは体一つで何も持っていません。当たり前のことですけど、それを毎回確認する度に、もっとシンプルに生きようと思います。1時間くらいしかいないのに430円は、贅沢な時間かもしれませんが、回数券を購入すると少―しお安くなるので、財布のなかに入浴回数券が入っています。
一人暮らしの社会人の方々は、湯船にお湯を貯めて入るのは、贅沢のように思ったり、掃除の手間なども考えて、シャワーだけという方も多いと思います。私もそうでした。都内にお勤めの方は、職場の近くの意外なところに銭湯がある可能性が高いので、会社帰りに行ってみるのも非日常感があり、リフレッシュできると思います。(冬場は湯冷めしてしまうと風邪をひくのでオススメしません!)
銭湯スタンプラリー
銭湯のスタンプラリーも地域ごとに開催されていています。東京都内だと、「東京銭湯」というサイトで情報を知ることが出来ます。
現在、開催中のお風呂スタンプラリーです。
オリジナリティって何?
銭湯ハンコ作家さん
銭湯に関連して…
銭湯ハンコ作家のとしぞーさんを紹介する記事です。
自由が丘「みどり湯」が運営するギャラリー「yururiゆるり」で1月22日まで「銭湯ハンコ作家 としぞーハンコの世界」が開催されています。私は昨日、上記の記事を読み大変面白いと思いました。
軽視されている著作権、ハンドメイドやクラフト業界でも問題
昨日、アップした記事では少し分かりにくかったかもしれませんので、補足します。
スタンプカーニバルに行った際に、「会場内(消しゴムハンコ作家さんのクリエイターブース)では、撮影禁止」と書かれた注意の案内板やアナウンスに非常に驚きました。
イベントなので、つい作家さんに許可をとらないで撮ってしまったり、それをネットで紹介してしまったりすることがやはり問題なのかと思ったのですが、それだけではないようです。
作家さんの作品をそのままコピーして、自分の作品のように発表してしまったり、販売してしまう方がいらっしゃるようです。
それを知ったのは、消しゴムハンコライブラリーサイトを見ていた際に著作権に関する注意書きとして記載されていたので、そういうことだったのか…と思いました。
説明しなくても、普通分かるでしょう?と思うところですが、私自身10代20代のとき、著作権についてよく理解していなかったことについては、先日、アップした記事に書きました。
便利なスマホやアプリ、ネットの影響もあり、やってはいけないことの境界線が分かりにくくなっていたり、自己都合で麻痺したりするのかもしれません。
デザインは誰でも出来る!
キュレーションサイトやまとめサイト、消しゴムハンコの図版のコピー、ちょっと違うけれど、これらの問題の核心はオリジナリティです。絵が描けない人、素材を用意出来ない人は、クリエイティブな人がとても羨ましく、自分も同じように出来たらいいのに…と思うことが多いと思います。
私はイラストが描けませんし不器用なので、クリエイティブな人への憧れというのは人一倍強かったですが、それも考え方一つで変わることを、30代になってデザインの勉強をして気づきました。
私もそう考えていたのですが、デザインはセンスや専門的な知識やイラストが描けないと出来ないように思っている方が多いと思います。デザインは設計する、仕組みを考えることなので、実は誰でも出来ることで、毎日していることだったりします。
この話をすると長くなるので割愛しますが、もし私が今、消しゴムハンコでオリジナル作品を作って売りたいと思った場合、以下、最低3つを考えます。これが、オリジナル作品を作る上での土台になると思います。
- 自分の得意なことや好きなことは何だろう?
- それを人に伝えるための魅力的なストーリーをつくる
- 一言で伝えるためのキャッチコピーをつくる
銭湯ハンコ作家のとしぞーさんの記事のなかに、「絵やデザインの勉強をしたことがなかったので自信がなかった」とありましたが、この方がされていることがまさにデザインです。この記事はすべてのクリエイティブなことに当てはまり、分かりやすいと思いました。
そして最初は、羨ましいという気持ちだけだったのが、オリジナルからコピーしたり、真似して作って売ってしまったら、規模は違えどやっていることは中国で製造されているブランドの模倣品と同じことです。
気付かれなかったら大丈夫だという感覚は、どこからうまれるのか分かりませんが、クリエイティブな活動したり、ものをつくろうとした段階で何かにちょっとずつ似通ったりすることは最終的にはあるかもしれませんが、この世のなかにないものを作る!という前提が大事なのかもしれません。
この世にないものという表現は適切ではなくて、すでにあるものとあるものを組み合わせでいかようにもなると思います。
エンジェルポリシーをご存知ですか?
ラバースタンプの業界でも、「エンジェルポリシー」というものがあり、スタンプを使ってハンドメイドをして作ったものを売るのはいくつまで、または制限はなし、スタンプの絵柄をスキャンしてプリントすることは禁止など、メーカーごとに規定は異なっています。
メーカーのスタンプを使用して、何かしたいとお思いになったら、スタンプの台木などに印字されているメーカーのWebサイトにアクセスしていただき、エンジェルポリシーをご確認ください。