年賀状の準備をする季節になったので、関連する記事もアップします。
年賀状の紙には種類があります。通常(普通紙)またはインクジェット紙の2種類です。
プリンターで印刷する場合はインクジェット紙がオススメですが、エンボス加工を行いたい場合は、普通紙がオススメです。
エンボス加工をする予定なのに、インクジェット紙を買ってしまって未使用のままという方は、年賀状の販売終了期間前までの場合、無料で交換してもらえるので、郵便局にお問い合わせください。書き損じや失敗の場合は手数料が発生します。
エンボス加工のページでも触れていますが、インクジェット紙が全くエンボス加工出来ないというわけではありません。
インクジェット紙はインクが乾きやすいので、エンボスパウダーが乗りにくいので、仕上がりが今一つ納得出来ない可能性があります。
スタンプやハンコにインクをつけて押した後、すぐにエンボスパウダーをかけてすぐにエンボスヒーターで、エンボスパウダーを溶かせば可能です。
この「すぐに」がポイントで、ちょっとでも置いてしまっていると、エンボスヒーターをかけると、インクが乾いているので、エンボスパウダーが吹き飛びます。
カラーインクにクリアパウダーなどのエンボスパウダーの場合、パウダーが飛んでも、インクの地の色が残っているので、そこまで気にはならないかもしれませんが、ゴールドなどのカラーパウダーの場合、ボコボコとした質感とものになります。
それがお好きな場合はいいかもしれません。
手早く作業すればいいだけのことですが、同じ作業をまとめてやらないと時間がかかりますので、何枚かまとめてやろうすると、あれ?っていうことになります。インクジェット紙はエンボス加工の作業には向いていないです。
インクジェット紙にエンボス加工する方法
1.彩スタンプ、シルエットスタンプなど、面の多いスタンプをバーサマジック(乾きやすい)インクでスタンプを押す。
2.乾かして、その上に、エンボス加工したい絵柄のスタンプやハンコをスタンプする。
3.エンボスパウダーをかけてエンボスヒーターなどで溶かす
彩スタンプやシルエットスタンプで、スタンプすると膜がはられた状態になるので、インクが乾きにくくなるために、エンボス加工がしやすくなるようです。
このやり方は、作業が1つ増えるので手間がかかりますし絵柄を選びます。
色塗りをしなくてもいいという利点もありますが、住所や挨拶文などを印刷する前の未使用の年賀状の場合、交換してもらった方が、いいかもしれません。
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