まだ続く予定ですが、スタンプ台の記事も多くなってきていているので、一つの記事にまとめておこうと思います。
スタンプ台の種類がすごく多くて何を買っていいのか分からないと思う方が多いと思います。メーカーはいくつかあるのですが、国内のスタンプ台としてメジャーなのは、
その他にも、サンビー、マックス、コクヨ、三菱鉛筆などでもスタンプ台は取り扱っています。
シャチハタとツキネコが他メーカーより、色数が多かったり、用途別に使えるスタンプ台が多かったり、スタンプ台のサイズを豊富に取り扱っているので、この2つのメーカーを見れば、大体のことが分かると思います。
シャチハタは印鑑のイメージが強く、私は小さい頃、印鑑=シャチハタと言うものだと思っていました。知らない人がいないくらい有名だと思います。
一方ツキネコは…
あまり知られていない?スタンプ台製造メーカーツキネコ
ツキネコは、ラバースタンプや消しゴムハンコ、ペーパークラフトをする方々は知っているメーカーですが、一般的にはあまり知られていないように思います。
おじさんおばさんに聞いてみても、シャチハタは分かってもツキネコは???でした。
1952年に有限会永久パッド製造所として設立しています。設立された当初は朱肉製品を主に販売していようですが、1970年代に特殊インクの開発に着手し、1982年にはアートニック(カラーのスタンプ台)を発売し、今や30年以上のロングセラー商品です。
その後、1980年代後半にはアメリカにカラーのスタンプ台を輸出しており、2000年には、全米ホビー協会(HIA)より、ベストイノベーション賞を受賞しています。
パッケージが日本向けでないのはこのためで、アメリカでの知名度の方が高いようです。
十数年以上前のことですが、アメリカのクラフト商談会(CHA)、業者向けホビーショーみたいなものに行った際に、実演をされていたスタンプメーカーのスタンパーはツキネコのスタンプ台を使っていました。
拙い英語で「その商品を製造している会社を知っていますか?」と訪ねると、
当たり前のように「ツキネコでしょ?」と言っていました。
ツキネコとは言えてなくて、「チュキネコ」と聞こえましたが…
意味を聞かれたので「moon cat」と答えました。セーラームーンをイメージするような社名の由来はネコ好き、月見好き?どっちだったかな?昔聞いたのに、忘れてしまいました。
面白い製品が多くて、油染みのように見えるバーサマーク、ノリのスタンプ台グルーパッド、製品が出る度に、使い方についてはメーカーよりもスタンパ―によって広まっていきました。スタンパ―の意見を聞きつつどんどん面白い製品を製造しています。
面白い特殊インクもそうですが、スタンプ台にもしかけがあるものもあります。
例えば、カレイダカラーという水性染料系のスタンプ台でグラデーションになっているスタンプ台は、隣同士の色で交じり合ってしまわないように、グラデーションで使用したいときはスライドさせて、そうでないときは、くっつかないようにするという面白いものです。
持っていたスタンプ台が乾いて使えなくなってしまい、新たに購入するか、補充インクを購入するか迷い、他メーカーのスタンプ台について調べましたが、ツキネコほど種類が多い会社はなかったです。
ありすぎてよく分からない人は、ツキネコのスタンプ台選びというページを参照していただくと、目的に応じて選ぶことが出来ると思います。
スタンプ台というと事務用のものと、100円ショップで売っているような乾きが遅いカラーの小さなスタンプ台くらいのイメージが強い方が多いと思いますが、バリエーションや使い方を知ったら、選択肢も広がりますし、面白いことが出来るのではないかと思いました。
やりたいことや用途から選ぶスタンプ台
「シャチハタ他スタンプ台(インク)5選:スタンプラリー・事務用」
メーカーで選ぶスタンプ台
「シャチハタスタンプ台特集:補充インク?特大?水性or油性?」
色から選ぶスタンプ台(金・白)
「スタンプ台金色【サンビー/ツキネコ】油性or水性 4選メタリック編」
「スタンプ台白【シャチハタ他】油性or水性6選 布・多目的・速乾・紙」
塗布用のスタンプ台
「スタンプ台塗布用 【シャチハタ他】油性or水性 使い方は様々」