新年に手帳に関する記事を更新しましたが、関連して、フリクションスタンプをご紹介します。2014年に発売されてから、ほぼ日手帳などでも取り扱っていたこともあるので、よく知られていると思いますが、2015年には30種類の絵柄が加わり60種類になりました
消せるフリクションスタンプの魅力
手帳や予定表に特化したスタンプはこれまでにも、スタンプメーカーやフェリシモなどでも取り扱っていたのですが、フリクションというのは画期的です。
毎週または毎月入っている予定は忘れないのですが、念のため手帳に書きます。毎週のものだと、結構面倒なのでポンと押すことが出来るのは手帳スタンプの魅力です。
ただ違う曜日に押してしまったりすることはよくあります。通常のインクの場合、消すことが出来ないので、修正テープや修正液を使って消すか、ボールペンでバツ印を書きます。それでもいいのですが、消せたらいいのに…と思っていた人は多いと思うんです。
絵柄がプリントされている周りが、フリクションラバーになっていて、「間違えた!」と思ったら、消しゴムで擦るときと同じようにすぐに消せます。さらにこのフリクションスタンプの利点として、裏抜けしないのが特徴です。通常のインクは裏に抜けてしまうので、翌日もなんとなく終っていないような感じがします。また、ケースの芸が細かくて穴が2カ所あいていて、そこにストラップが通せるようになっています。私はストラップをつけないのですが、確認票などのボード板と一緒に吊りかけたりも出来ます。
スタンプを消すという感覚はこれまでにはなかったので、最初に見たときは消せる利点さえ分からなかったのですが、使ってみると今までそんなに気になってもいなかったことでも、ちょっとした不便はあったと思いました。
購入したばかりのときは、水っぽくて滲んだ感じになり、乾かない前にとじてしまうと、次のページにうつってしまうのですが、何度も押していくうちに、馴染んできます。小さなスタンプやハンコは、ギュッと押してしまうと絵柄が潰れてしまうので、ポ・ンという感じに押すといいです。
フリクションのような特殊インクとスタンプを組み合わせは、色々なところでも応用されているように思いました。
進化している特殊インク
ブラックライトインク
イベントの再入場の際に、手の甲などに押されるスタンプは、ブラックライトを当てると光るインクを使用します。私はデザインフェスタで押されたことがありますが、チケットなどを紛失してしまいそうなイベントでは、チケットの半券を見せるのではなく、手の甲にスタンプすることが多いです。
これを書くのは悩みましたが、過去のことなので…
数年前、車を運転中に停車線からはみ出て停止したということで、交通違反切符を切られました。ずっとゴールド免許だったので、すごく悔しかったです。
停車線のところで止まっても、前が全く見えない見通しの悪い十字路なので、どの車もその線では止まっていないと思われます。ローカルな十字路に取締りをしていた警察官がホイッスルを吹きながら走って寄ってきて、車のサイドガラスをバンバンと叩きました。そして、「標識が見えないんですか!」と怒鳴られました。あまりの恐怖で、そこを通る度に今でも思い出します。
話がずれてしまったのですが、拇印を押す際の朱肉がサラサラしていました。指を擦り合わせるとポロポロとインクが落ちていき、何も触っていないような感じになりました。多分、専用に作られた朱肉だと思います。
インクの世界は進化していて、見えないのに光を当てると光る再入場スタンプインクやUVライトを当てると硬化するジェルネイル、熱を加えると膨らむモコリンペンやマシュマロペンなど、動作を一つ加えるだけで変化するインクが開発されています。インクなので、スタンプとの相性がいいものが多く、従来とは異なるスタンプの使い方も生まれるように思いました。